【第77回】ママのSAPIX奮闘記 「グラフ、表、説明文との格闘」

テストを終えて持ち帰った問題などを見ていると、グラフ、表を利用した問題が増えました。
過去問をパラパラめくってみても、みかけます。
そういえば、グラフ、表、説明文問題は、答えまたはヒントをそこから得られるのでラッキー問題と考えていましたね。それなのに子どもはそういう受け取り方もしていないし、相変わらずヒントを適当に読み解くまたは無視していることがわかります。

もったいない・・・。

グラフ、表も問題は、4年生くらいから出題され始めた記憶です。 我が家は、魔の4年生時代を過ごしたので、グラフ、表の読み方が雑です。
きっと授業でポイント等を説明があったりして徐々にグラフ、表の見方を習得すべきだったのではないかと考えています。

(写真:AC)

今のところ、国語以外でグラフ、表を利用した問題を確認しています。自分の経験上で記憶を探っても断言はできませんが、国語だって説明文にグラフが表示されたとしても違和感はありません。
まして社会に出て仕事でグラフ、表、それらに対する説明文を理解する機会はテストの比ではありませんから、これってただの受験勉強の範囲ではなく生涯に影響するようなものだとこの年齢になって認識しています。

棒グラフを利用した問題がありました。1本の棒が示す数値範囲が“以上~未満”なのか“以上~以下”なのかがわからないというのです。問題を読んでみるとしっかりと“以上~未満”と記載されていました。
社会に出ると作成者によっては“以上~未満”なのか“以上~以下”を示さなくてはならないところ示さない資料を作成する人がいますが、よくよく検討されているテスト問題にそういうヘマはありません。絶対に必要な条件は用意されているんだよと説明しました。

なんでしょうね、この読み飛ばしというか読み落とし。

国語の読解問題には大きく分けて物語文か説明文かがあります。
物語文は読み物として楽しいのですが、受け取り方は100人が読めば100通りあっても不思議ではありません。となると設問化して標準的な解答可能な問題を作問しているのでしょうか。「〇〇はどういう気持ちか。」みたいな問題に疑問を感じることもあるのであまり物語文は・・・。
しかし説明文は、だいたい文章内から解答を探し出すことが可能な設問です。解答欄と照らし合わせても白か黒かでグレーを感じません。
つまりは説明文だけにフォーカスをあてると満点がとりやすい問題だと思うんです。

ということで、グラフ、表、説明文をどうにかしたいなというのが復習と同時並行で進めるべき課題と最近掲げ始めました。
こんなサービス問題に気づけていないなんて・・・残念ですが、小学生ってそんなものなのかなとも思ったりします。

次から次へと課題があるものですね。こちらの気力も試されていると感じます。
この気力もいつまで続けられるか不安ですが。
自分のことなら気づいた点を注意深くチェックして改善させていく活動を行っていくのですが、子ども自身が自分で気づいたわけではなく他人から注意されたことを自分事と捉えられていないようです。気を揉むだけで良い流れにはなりにくくこちらのモチベーションが破壊されつつあります。(笑)

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