日本も道路の陥没や崩壊を怖がる時代になってしまうのか

これって結構怖いですよね。
我々でも、普通に道路や高速道路を走っていて思いがけず結構大きく陥没していたり、アスファルトにはがれがある場所に遭遇して「オッ」となる瞬間がタマにあります。ほとんどの場合都市部では交通量も多いですし、イレギュラーが大きければ誰かが通報するなどして自分の番では解決していることが多いように思います。
そういう意味では山口県の事故は、交通量が少なくて20cmも隆起が大きくなる前に誰も気づかなかった例外的なケースなのかもしれません。

日本のインフラは高級です。

(写真:AC)

ちょっと前にバンコクに出張でかなり久しぶりに行ったときに、なるほど以前はなかった高速道路なども出来上がっていてすごい発展したなと感心したものですが、出口が少なかったり、接続道がなかったり、行き止まりが多かったりで実際には日本のような道路の高機能は実現していません。(この件は、下記SankeiBizの記事でもちょっと紹介させていただきました。)
【SankeiBiz掲載】進化する「道の駅」はインフラのヒット商品 日本だからこそできた大発明
今回のSankeiBiz記事にも書かせていただきましたが、ブランディング視点で言えば「道の駅」というネーミングが本当に素晴らしいですよね。分かりやすい、名が体(コンセプト)を表している、意外性、新鮮さもある。まさに言うことなしです。 新鮮...
インフラは国力です。
塩野七生氏の名著「ローマ人の物語」でしみじみと理解しました。
Bitly

そんな日本のインフラに対する盤石な信頼も、こんな小さな事故でも頻発するようになれば大きく揺らぐに違いありません。
やはりインフラの維持にはお金も、人手もかかります。
人口半減するような社会では、インフラを拡大するなどっもはやお花畑な話で、維持することに四苦八苦する時代になるに違いありません。

願わくば、ドローンやビッグデータを上手く使って、せっかく営々築いた最高級のインフラをメンテナンスしながら、
国力を保つ日本で将来もあって欲しいと思います。

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。
秋月涼佑のtwitter

facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました