【第16回 ワ―ママの職場あるある】凄腕のイエスマン

フリーランスが長いとサラリーマンの感覚とのズレを感じるし、ズレが大きいとも感じます。いくら上司から指示されても、実施の効果がないとか無駄と考えるものは抗議してでも排除すべきではないかと考えてしまいますが、ずっとサラリーマンだと内心はどう考えているかわかりませんが、即OKです。
そんな姿を見ているとストレスたまらないのかなと心配になるくらいです。

現在の職場でもそんなシーンを数回見ていて一緒に仕事するメンバーが「サラリーマンだよね」と言うので同意し「大変だよね」と会話したのです。

ところが、そんな発言をしていたにも関わらず、その人が凄腕のイエスマンだったのです。

会議の議事録までは不要だろうけど、議事メモまたは課題だけ記録しておこうと会議前に会話し、凄腕イエスマンが議事進行を行ったのです。会議も終わる締めの進行中に「では議事録を記載し、展開します。」と勝手に発言され、私が議事録を作成することになり、以降の会議でも議事録を残すことを発言しまくりです。

Felix LichtenfeldによるPixabayからの画像

報告資料作成のときも、役職者からいつまでに作成してほしいと言われると可能かどうか確認することもなく「承知いたしました。」と言ってしまうんですよね。そのしわ寄せをまわりがどれだけ喰らうのか、できなかった場合はどうなるのかという考慮が一切ありません。
ちょっと考えてもらいたくて期限に間に合わない場合はどう考えているのかと聞くと「俺が謝るよ」。謝れば許してもらえる・・・生死の問題ではないのでそれで良いかもしれませんが、信用は下がっていくでしょうから評価されにくくなりますよね。そういう先を考えた発言、行動をしてほしいのです。

ある日、凄腕イエスマンが作業スケジュールを提示してきました。目が点になるような夢のスケジュールです。他に作業がないのならば可能でしょうが、他の作業を一切考慮しない利己的なものでした。実現するためには一人でできる作業ではないのに他の人の作業考慮が全くないものを相談もなく作業指揮者に提出してしまうのです。

作業を依頼する側は、依頼すればすべて受けてくれてよいのかもしれませんが、こちらは蓋をあけてびっくりということが度重なり、凄腕イエスマンとの付き合い方を周りが考えるようになったくらいです。

凄腕イエスマンの処世術のひとつに、自分だけでなく誰かと一緒に担当しますと公表することで、自分ばかりに責任が及ばない策を講じていると解釈するのですが、勝手にバイネームで相手に告げられていたりして、正直なところ迷惑ですね。
周りは理解してくれていますが、凄腕イエスマンの真の姿を知らない人は名前が挙がっている人すべてを一緒に評価してきます。

さすがに距離の置かれ方や様々な方向から注意され始めているので、本人も何等か認識し始めているようですが、長年の染みついた手法を早々変更できないので、こちらが友連れにされないよう日々注意して仕事していかなくてはなりません。
無駄にストレスを抱えるので、本当に疲れます。ストレスからなる体調不良にもなったくらいです。最近は、距離を置く、担当をはっきりさせる、スケジュール等は提示前に相談するように等の対策を強化したので、体調も落ち着きました。

ちょっと見たことがないくらいのイエスマンなのです。

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