『二月の勝者』9巻を読みました。
帯にドラマで黒木先生役の柳楽優弥さん写真が載っていますが、なかなか似ています。
全員の合格を目指すために、とありましたが合格する者もあれば不合格の者も・・・が現実ですからね。執念で勝ちを取りに行けるか!

わかっているけど、目の前の事柄に振り回されてしまいますね。
執念で目標校に入ったとしてもついていけずに離脱ってケースもありますしね。
子どもが主なのに親が主になって動かないようにしたいとも思うのですが、先導しないと子どもが動けないのが我が家の実情ですね。
なんとも悩ましい話です。
最近、私が気になっているのは「シングルマザーの相対的貧困」です。たまたま観ていた報道番組でしりました。『二月の勝者』にも離婚して母子家庭になったら受験なんてと。テレビ紹介されていたシングルマザーはパートタイム勤務のため収入も少なく、少ない収入で生きていくために切り詰めた結果、食費がありえないようなことに。身体の基礎をつくっている時期に生きることはできるけど先々考えると健康がどこかで維持できなくなるのではないかと心配になります。健康もですが、こうやって教育格差も広がっています。
昨今の世の中をみると、この傾向は更に増えていくのではないでしょうか。
子どもがよりよい未来を手にするためには、やはり知識、知力、知恵などを多く持てたほうが、調査、分析、思考、決断の力に差がつくと思っています。そのチケットが生まれ落ちた家庭環境によるとは・・・。
子どもがいるということは絶対に父親が存在しますよね。自分の子どもが必要な栄養が摂取できない状況であることをどう考えているのかと憤懣やるかたない状態です。
しかし、共働き世帯も増え女性の社会進出も増えているのにシングルマザーになると貧困に落ちてしまうというのは別の構造問題があるのでしょうか。男女賃金格差もありますね。
求人に対して男性と女性の応募があり、経歴に差異がなかったとしたら、まだまだ男性が有利であるのが日本なのかもしれません。
少子化対策云々と騒ぐけど、既に生をうけて成長しているのに環境に恵まれない子どもたちの存在を考慮した教育を考えてあげてほしいです。なんとなく教育格差により浮上したくても浮上しにくい世の中になってきているような気がします。
以前は4年制大学を卒業したら仕事を獲るためのポイントを取得できましたが、今はどの大学卒業かによってポイント数に差があり、企業によっては高校、中学までさかのぼって出身校を確認するそうです。正社員枠が一つのところに同じ大学で同じ学部から複数人応募したとしたら(経歴書だけで選ぶとして)そうなるかもしれませんね。
ということで、結局のところこれからの世の中を上手に生きていくためのチケットの1枚である学力の必要性を再認識させられているところです。
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