【第65回】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード 「自分で考える力」

あらためて子どもの学習を通して、勉強とは暗記ではないことを認識させられます。

先週日曜日の朝、テレビをつけたら普段は観ない、一度も観たことがないBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」になっていました。他に観たいものがあってテレビをつけたわけではなかったので、そのまま観ていました。

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“コロナショックを考えるシリーズ4回目”のゲストに作家の篠田節子さんが出演されていました。『夏の災厄』という感染症を題材とした小説を書かれた作家ということで、今回のコロナについてお話をされていました。
その中で、教育について触れられていました。

うまく説明できませんが、今回のコロナでもどうしたらよいのか、どうするべきかを考えることができず、誰かが考えてくれることを期待しているが期待、要求通りの結果とならないと声を荒げるという人が増えているのではないかというような内容だったと思います。
これらは教育の低下で考える力が低下している結果ではないか。
感銘を受けたお話でした。

中学受験はどうなんだろう?と考えていた頃、小学生が学ぶことは暗記が大幅を占めると思っていましたね。ところがSAPIXのテキストを眺めたり、子どもの勉強をみていると暗記でどうにかなるものではなく、思考力をつけないと難しいのが中学受験であると知りました。しかし、学校の教科書をみると考えさせるような風に見えなくもないのですが、少々内容は薄めに感じます。
中学受験という選択肢を選択することができたので、考える力をどうやって習得させるかということを小学生の段階で検討することができていると考えますが、選択しなかったらどの辺りでそこに気づくことができたでしょうか。

受験勉強のおかげなのか、生活のなかで得る情報のおかげなのか、子どもの発言に驚かされるようなことが度々あります。社会問題について自分なりの見解を述べたりする姿をみると考える力を持つ大人になれるのではないかとホッとしたりします。
自身の同じ年齢の時と比べると数段も上の思考力だと認めます。

現代の子の特徴なのかもしれませんが、自分で考えた意見という点ではありませんが、発言の言葉の選び方などが情報世界の影響なのか大人みたいな言い回しをすることがあって驚きます。

小中学校は何も考えずに公立へ進み、高校進学で初めて受験を考えるようになった私の時代とは義務教育のレベルも違うし、情報量も違うので既存の方法が現代に通用しなくなっているなと感じています。

暑さに対抗可能な体力、健康もあわせて備えないとならない現代はストレスが多い時代ですね。住みやすい、生きやすい日本という時代に陰りを感じるので、世界のどこで生活するのか選択可能な人に育ってほしいと考えます。

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