【第60回】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード 「致命的だと感じたこと。戦略的退塾も視野に」

SAPIXは対面授業が大事だと考えているということです。コロナ騒動で通塾できなかった時期にSAPIXからのお知らせで何度となく読みました。

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授業に向かう姿勢

夏期講習が始まり、例年の夏期講習とは違いコロナ休校による授業数不足を解消しようと学校が夏休みを短縮したことで家庭学習時間の確保がとても難しくなっています。
夏期講習受講にあたり保護者会動画でも聞きましたが、授業を集中して聞くようにということです。当たり前といえば当たり前。夏期講習に限った話ではありません。

我が家はお友達とも遊びたいという要望を持っていて、子どもだしコミュニケーション力も大切と考えるため、よほどのことがない限りは遊ばせています。
しかしそのためには時間の効率化が必要だと子どもにも話しました。つまりは授業中になるべく知識を吸収し、家庭学習もダラダラと行わずに集中することで時間が短縮され且つ内容が濃いものになると何度となく今までにも話をしてきました。

結論からいくと、できていません。

先日、驚愕だったのは受講後の会話で「前回の復習ができていなかったから授業内テストが散々だった。」そこには“なんで復習してくれなかったの”と意味が込められた発言となっていました。確かに復習はできていませんでしたが、ボロボロというほどのテストとはどんな内容なのかとテストを確認しました。

(写真:AC)

ところが、見たところ基本中の基本、絶対に授業で話をしている箇所です。これは授業を聞けていない。聞いているとは思えないと判断せざるを得ない出来事でした。

夏の学校とSAPIX両立は可能か

いくらいっても自分から学習に積極的にはなれていません。コロナ休校時期のほうが積極的な姿勢が見られました。学校に行くことで友達とのことなど気になることが増え、散漫になっています。

学校とSAPIXが同日に予定されている日は、それだけで一日が終了します。SAPIXだけの日も、親が一緒に勉強する時間が取れないと全く勉強する姿勢をみせません。
学校もSAPIXもない日は、友達と遊びに行きます。さて、どこで夏期講習の復習を行えるのでしょうか。

我が家は両立が出来ていません。5年生クラス開始以降、SAPIXを退塾する選択も視野にいれて様子を見てきていますが、我が家にはこの組み合わせがあっていないのではないかと考えが固まりつつあります。ただし本人次第なので続けますが。不毛ですね。

退塾を思いとどまらせる親の観点

退塾を選択するとして、迷うところがあります。何に迷うのかというと、受験スケジュールでのサポート期待です。こちらは初めての体験なので、振り返った時に悔やまれるような受験校選択をする可能性が高いかもしれません。百戦錬磨のSAPIXにサポートしていただくのはSAPIXを継続する上での大きなポイントだと考えています。
『二月の勝者』でもありましたが、テスト問題の学校ごとの傾向も考えたアドバイスをしてくれることだと思います。

しかしそのために通塾することが精一杯で復習が追い付かない現在の状況を考えると本末転倒ですね。目指す成績がとれてこそ受験校選択に繋がります。まずは目指す成績がとれないと話にならないんですよね。

いまやSAPIXにこだわっているのは子どものほうですね。全員が納得して決断していく方針なので、当分話し合いが続きそうです。年内には結論を出したいですね。

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