世間でも、「あいふじ」と呼ばれるほどに話題沸騰なんでしょうかね。『愛の不時着』です。私はと言えば『華政』に時間がかかって遅れ気味に観ることとなりました。
話題だからって自分がハマるかは別問題。というスタンスでスタートです。
まずは観てみよう！
話題になっている、というだけで観始めたので最初の始まりは、財閥の娘がビジネスやっていてお金には不自由はないがどうも家族愛がないという点が恵まれないのかというところから入りました。パラグライダーを楽しむはずが、悪天候の影響で北朝鮮に不時着したところからスタートです。
「あ、北朝鮮の人との恋愛ドラマか。北朝鮮とでは明るい未来が描けそうにないけど。う～ん、先を予測すらできないなぁ。」という１話鑑賞後の感想でした。
ちょっとコミカルだったり、北朝鮮という全くの異世界。一般人の生活を垣間見ることはできないわけなので、見るもの全てが新鮮です。この設定が本当ならば、想像よりは普通の暮らしをしている人もいるってことかな？などと、とにかく新情報を得ているって感じです。
韓流ドラマの凄いなと思う点に、心情の変化がストーリー、演出、演技に反映されていて、セリフとなっていなくても感じ取ることができるんですよね。これが凄い。
セリフがなく、状況や空気感、演者の表情で観ているこちらが嬉しくなったり、泣けたり、笑ったり。ちょっと最近の日本作品では味わえないものです。
オチを探る
このドラマ、楽しかったことの一つが次の展開を予測するということですね。
ユン・セリが韓国に戻るのは絶対に外せないストーリーです。では、どうやって北朝鮮から出ることができるのか。不時着だと不法侵入者であろうことは想像ができます。
通常だったら自国の大使館にでも駆け込んで帰国させてもらうのでしょうかね。ちょっと考えたこともないのですが。でも、そこは北朝鮮です。普通のことが普通に通らないだろうとは想像します。
ま、韓国になんとか戻るのですが、全１６話のまだまだ途中です。まさか「無事に帰国はできたが、二度と会えぬ愛しい人を思い続け・・・」なんてストーリーは想像できません。
どうにか二人は再開するのだろう。では、どうやって？
こういう展開かな、こうかもしれない、と様々な想像を巡らせるのですが、どれもこれもハズレです。そういう展開かい！ってことでますます目が離せなくなるのです。
そして人の別れってのは涙を誘うものです。何度涙を流したことか。ぐすんぐすん・・・。
しかし、北朝鮮人と韓国人。そんなカップルは本当にいるのだろうか？ですが、「サランヘ」「サランヘヨ」と想いを伝えあっても結婚して共に生活するって現実にあるんですかね。
と思うと、このドラマの二人もどうやって今後の人生を送るのかと心配すればするほど涙が出てしまうのです。
最終話目前！！！
もうこの時には、北朝鮮人との恋愛なんてハッピーエンドはあり得ないと断定してしまいました。だからこれは、夢オチなのか死にオチ（こんな言葉があるのか？）かと。
片方が死んで、最終話は数年後というところから始まり、失った相手を思いながら生活を続けているって展開かとちょっと詰まらないなと予測しつつ最終話に突入。
ちょっと想像しない展開が待っていました。またまた涙です。現実にこういう展開が可能なのかはわかりませんが。
やっぱり韓流ドラマは見ごたえがあり、面白いと改めて認識させてもらいました。
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