【子供と見ても安心 – ラブ💛韓流ドラマ】第9回 華政(ファジョン)

コロナによる巣ごもり生活。こんなときこそ韓流ドラマ!とばかりに観まくれるかと思いきや、雑事に追われて思うような進捗を上げられませんでした。
そんな時期だからこそ長編を。
ということで『華政(ファジョン)』全65話をアマゾンプライムで観賞です。

17世紀前半、異母兄の光海君によって慶運宮に追いやられ、6年もの幽閉生活を送った貞明(ジョンミョン)公主。朝鮮第14代王・宣祖と仁穆大妃の間に生まれた嫡流の王女でありながら過酷な運命に翻弄された貞明公主は、その82年の生涯の中で19代王・粛宗まで8人の王の治世を見守った。本作は、貞明公主が長崎の硫黄鉱山で火薬製造を学び、朝鮮に戻って<火器都監>で活躍するというフィクションを織り交ぜ、光海君と仁祖の治世を壮大なスケールで綴った話題作。脚本を手がけたのは、『ホジュン~宮廷医官への道』『馬医』『トンイ』『イ・サン』など数々の人気時代劇を世に送り出してきたキム・イヨン。メイン演出を『私の心が聞こえる?』『アラン使道伝』のキム・サンホが務めた。韓国ドラマ界屈指の一流制作陣がチャ・スンウォン、キム・ジェウォン、イ・ヨニほか豪華キャストを迎え、激動の時代を駆け抜けた男女の熱い人間ドラマを描き出した。

前半のストーリーを率いるのは、韓国で絶大な人気を誇る名優チャ・スンウォン。初の時代劇ドラマ出演となった本作では、暴君として廃位された光海君という難役に挑戦。そんな光海君の王座を奪おうと画策する仁祖を演じたのは、『ファン・ジニ』から約10年ぶりに時代劇に復帰したキム・ジェウォン。ヒロインのファイこと貞明公主は、『ファントム』『九家の書~千年に一度の恋~』のイ・ヨニ。前半は<火器都監>で硫黄職人として頭角を現す男勝りなファイを溌剌と演じ、中盤からは王女としての気品あふれる美しさと強さを表現してみせた。貞明公主をめぐる切ないラブストーリーも必見!少年の頃、貞明公主の婿候補に選ばれたホン・ジュウォンとカン・イヌはいつしか三角関係に…。ホン・ジュウォン役を、『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』でブレイクしたソ・ガンジュン。一方、イヌ役のハン・ジュワンは、『王(ワン)家の家族たち』『朝鮮ガンマン』で注目を浴びた実力派。2015年韓国時代劇最大の話題作をBS初放送! (全65話・二カ国語放送/字幕あり)
華政(ファジョン) | BSフジ
BSフジで5/26(木)スタート!「火の女神ジョンイ」「王の顔」などの「光海君(クァンへグン)」の時代を中心に“王座”を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が描かれる“王道”の韓流時代劇!毎週月~金 14:59~15:59( 全65話・二カ国語放送/字幕あり )
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なぜ観ようと思ったのか

前回の『王子様をオトせ』はディーンフジオカさんが出演していましたが、日本人が出演している作品ということで大谷亮平さんが出演している『華政』を。しかし全65話は、かなりの覚悟が必要だと先延ばしにしてきたのです。
巣ごもり生活ならばコンスタントに観賞可能ではないかと。

実際にはコンスタントには観ることができず、けっこう時間がかかりました。
65話ですからね。韓国でどういうスケジュールで放映されたのか気になります。日本での大河ドラマのような位置づけでしょうか。

李氏朝鮮時代

ただの時代ものだろうと高を括って観賞スタート。王朝が舞台ねって思ったら王様の名前を説明するようなテロップが表示されました。「こ、これは、史実をもとに作られたドラマなのか!」ということで早速検索です。

新羅、百済、高句麗くらいしか朝鮮半島の国の名前は記憶になく、国の変遷を知らずにいました。今回のこのドラマで李氏朝鮮王朝(1392-1897)を意識することとなりました。
確かに聞いたことはあったような気もしますが、気に留めないと頭の中を通り過ぎるだけで留まることはないものです。

李氏朝鮮王朝の14代 宣祖の娘である貞明公主を主人公として14代 宣祖、15代 光海君、16代 仁祖、17代 孝宗が治める時代をドラマにしたものです。


貞明は1603年生まれなので、日本では江戸時代が始まったころに生まれたんですね。
ドラマでは日本で生活していたストーリーもありますが、そこは創作でしょうけど日本語を話す韓国人が日本人を演じているところは不思議な感じでした。
大谷亮平さんは、日本人役として登場です。

もともと時代劇、歴史ものが好きなので、観始めたら想像以上にはまりましたが、本当の歴史はどうなのかと気になりつつも片手間に学べるものではないので、おいおい書籍を集めて読んでみたいと思います。

しかし、ちょうどこの4時代は様々な出来事があったようで他でもこのあたりをドラマにしている作品があるようです。

やはりシナリオ力を実感

韓流ドラマはシナリオがよくて、深く構成されているのを感じます。
この作品は、史実を骨格として現代的な恋愛要素を取り入れ、権力をめぐる人間の黒い部分を全面に表現していますね。

貞明は、いわゆるお姫様なわけです。預言者の予言を信じる人々に命を狙われたり、権力をめぐる争いの中で利用されそうになったり、公人なので自身の結婚を政治的な要素として決断しようとしたり、華やかなお姫様のお話ではないのです。

権力による利益を得るがため、保身のためなどの人間の醜さ、それに対抗する人の闘いの日々が描かれています。心理描写が複雑で、この人はこんな思いだろうな、片やこちらはこういう思いだろうと複数人の感情を同時に想像させながらドラマが展開していくわけです。

権力の脆さ

栄華を極める王様の時代は、永遠には続かないのです。力があるときに肖りたい人たちが群がってきます。王様も更なる力をえるために役人との持ちつ持たれつの関係は、天秤が平行を保てなくなったところから栄華が崩れ始め・・・。
そして王様の椅子の奪われ方によっては、王の家族、役人等もろもろの多くが死罪に。
あまり日本の歴史では聞かれないような残酷な歴史を大陸の国々では起きていたようですよね。

しかし、昔は証拠なんて捏造しまくりです。なんて生きづらい世の中だったのでしょう。
捏造してでも陥れたいターゲットにならないよう身を潜めて生きることを選んでしまいそうです。だって拷問がひどい。あんな拷問されて自白強要された末に殺されるんです。自白して助かるなら嘘でも自白という流れにのりますが、自白しても殺されるなんて。現代では想像もつかない世界です。

人間の欲がいろいろ作用してしまうのは、いつの世も常です。
Bitly

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