【SankeiBiz掲載】再会したいお土産の「北の横綱」 六花亭にみるブランディングの必要条件

コロナ以前には、当たり前だった出張や旅行も、何か遠い昔の出来事のように思えてしまいます。
考えてみれば贅沢なことだったのかもしれません。
出張ひとつとっても年々航空便の便数が増えたこともあって、最近では北海道、福岡は日帰り出張をこなすこともしばしばでした。
記事にも書きましたが、元々長期的に出張は減っていく見込みが高かったところにコロナでしたから、出張よりもテレビ会議をまずは第1オプションにという考え方は、ビジネスの現場で急速に進むかもしれません。
確かに、時間効率からも経費面でも負荷が高く、ヒマな時期なら良いのですが、普段は出張してしまうと他業務にしわ寄せがいくという状況もしばしばでしたから、生産性と体への負担という意味では良かったかなと思います。
とは言え、一抹の寂しさはありますよね。ビジネスの中にある非日常が、仕事とはいえ貴重な体験を与えてくれたこともまた事実ですから。

今回ご紹介したお土産物なんかも、新千歳空港とか福岡空港では選ぶのに困るほどの選択肢にあふれていました。新千歳で言えば、今回紹介した六花亭さんだけでも何種類も商品がありますし、「白い恋人」の石屋製菓さんも商品豊富、「白いブラックザンダー」も北海道限定ですが白いブラックって!

でも、こんなささやかなことにも日本の地方がまだまだ元気だということがあらわれているようで、なんか豊かさを感じたものです。経済自体は、すすき野も20年前より周辺部が廃れて狭くなっていますし、なかなか厳しいわけですけど、やる気がある地元企業もあるということで、まだまだ大丈夫と感じたものなのですが。

今回のコロナでは、まず世の中で弱いセクターからダメージを受けていいますよね。個人経営の飲食店とか、フリーランスの方とか。そう考えると本当にやるせなくて、お土産物市場も同様今までなんとか地元企業が頑張って盛り上げてきた領域だけに、ここで生態系が壊れないよう心から願っています。

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