【第10回 世界のトップエンドアパートメント】(ホテル番外篇)マンダリンオリエンタル バルセロナ #3

ほんとうにこのホテルお部屋も色々バリエーションがあって参考になるなる。

今回は”The studio suite rooom”というワンルームのお部屋です。
バスルームが別ですが、基本広めのワンルーム。
ワンルームに、ベッド、ライティングデスク、ソファーコーナーがあるという、ちょっと親近感のある間取りです。

東京圏の新築マンションの平均専有面積は68.2平米というぐらいですから、結構現実的な間取り感ですよね。単身や子供のない夫婦であればこれぐらいの間取りを自宅とされている方も多いのではないでしょうか。
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参考になるなと思ったのは、今回もベッドエンドの二つのオットマンタイプのベンチです。

要は、友達がきたときとかには動かして座ってもらったり、床に座ってもらうときに寄っかかれるという汎用性が魅力です。普段、ベッドエンドに置いてあってもベッドの延長で、ちょっとお盆を置いてナイトキャップを楽しんでも良いですし、出かける前にはコートなんかをばさっと置ける。ホテルを含め、よそ様のお宅、日本では本当にお目にかからないスタイルです。
1LDK,2LDKとなるとベッドルームの天地幅がベッドを入れたらギリギリで設計されているケースが多く、実際には実現が難しいケースも多いですが、広めのワンルームの間取りなら、こんなベッドまわりも現実的かもしれません。

もうひとつ参考にしたいのが、今回も三人掛けソファ+一人掛けのアームチェアの組み合わせです。
どうしても日本のワンルーム、広さ的な制約もあり三人掛けソファーどーんで。はい終わりとなってしまいがちですが、対面やコの字は無理でも、このように2ピースの座る家具で空間を作らなければ話になりません。心理的な囲まれ感というか、この空間で対話したりくつろいだりするぞ、というコーナーにするのに最低2ピースの家具は不可欠なんですね。お互いの家具が、フォーカルポイント(目や意識が行く、空間の焦点)になるというイメージです。

そのとき欠かせないのが、一人掛けのアームチェアーがハイバックであること。つまり首まで支えてくれて思いっきりリラックスできることだと思います。きっとお気に入りの場所になるはずですし、視覚的にもワンルームのとめどない感じを、背もたれの高さで適度に仕切ってくれて、ベッドエリアとリビングコーナーをディバイド・仕分ける役割をしてくれます。
ちなみにこの部屋で使われている、黄色の一人掛けもパトリシアウイキオラのデザインでB&Bの製品です。

ぜひ一度ショールームで座ってみてください。フワフワのパッドに包まれるような座り心地にきっとびっくりするはずです。
しかも軽くて使いやすい。こういうかしこまり過ぎない、今っぽさが、本格家具でありながら取り入れやすい彼女のデザインの魅力ではないでしょうか。こんなアイコニックな家具が、一つあるだけで生活はグッといろどりを増しますよね。
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B&B Italia、この2つのブランドによって、独自のアイデンティティとブランドの価値を確立。バリエーション豊かな商品展開でリビングエリア、ダイニングからナイトエリア、ホーム向けからコントラク市場向けまでさまざまなシーンに対応する家具を取り揃えている。世界的に著名なデザイナーとのコラボレーションによる個性あふれる商品...

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