【第7回 子供と見ても安心 – ラブ💛韓流ドラマ】仮面の王イ・ソン

どうして観ようと思ったのか全く思い出せませんが、一話目で面白いと感じて暇を見つけては観進めた作品です。
現時点では『百年の花嫁』に続く次点で好きな作品です。

スポンサーリンク

ざっくりと内容

創作時代劇ですね。恋愛あり陰謀あり、策略のかけひき、人間関係にリーダーとは・・・みたいな様々な要素が盛りだくさんです。

先王は秘密結社と手を結んでいたため傀儡の王として過ごすこととなった。その中で側室との間に世継ぎとなる息子が生まれるが自身のような傀儡の王としないため、秘密結社から息子を守るために人前で顔を見せることがないように仮面をつけて生活をさせる。
世継ぎとして生まれたのがイ・ソン。
王の正室ですら仮面をとった顔を知らず、信頼できる数人しか顔を知らないまま過ごしていく。王宮の外へ初めて出たときにハン・ガウンと出会い恋をする。

イ・ソンの失敗によりハン・ガウンの父が処刑される。そして先王も秘密結社の辺首会に殺される。同時にイ・ソンも命を狙われるが逃げることができ、身を隠して自身に力をつけるための活動を行う。身を隠している間にハン・ガウンの幼馴染で同じイソンの名をもつ者に身代わりとして王として過ごしてもらう。

秘密結社である辺首会の頭領孫娘のキム・ファグンは偶然にイ・ソンの顔を知り、イ・ソンを好きになる。しかし頭領がイ・ソンを狙っていることを知り、陰からイ・ソンを手助けして何度も助ける。ファグンはイ・ソンの妃になりたかったが、イ・ソンとハン・ガウンの想いをしることになり、イ・ソンの揺るがない気持ちも知る。それでもイ・ソンを応援し手助けしたことが祖父の知るところとなり祖父の手により殺される。

結果的にはハッピーエンドになるけれども、キム・ファグン、身代わりをしたイソンが殺されたり、常にイ・ソンの護衛をしてくれたイ・チョンウンが拷問にあっても裏切らない信頼関係の深さだったり出来事の強弱が激しくて手を握って見入ってまいます。

イ・ソンの民のための王であろうとする姿とハン・ガウンへのぶれない想い。
ハン・ガウンは父をイ・ソンによって処刑されたと考えていたため、許せない気持ちと惹かれる気持ちとの間で揺れ動くさまなど、やはり気持ちの描写と演技がよかったんですよね。

簡単ではないシナリオ

ハン・ガウンを人質に辺首会に入会することを迫られるのですが、辺首会にとっては散々抵抗してきたイ・ソンより扱いやすいし、いつ反旗を翻しかねない人より既に手玉となって動いてくれる身代わりとなったイソンがいればよいのでイ・ソンを毒死させようとします。
一時は毒によって心臓も停止したため死んだとみなされ捨て置かれるのです。
ところがイ・ソンは生まれて間もないころにも毒に侵されたことがあり耐性があったとされ、毒死することなくよみがえります。

この辺の「なぜ?」が本当によくできたお話でしたね。

韓流のシナリオ力の凄さ、カメラワークなどちょっと日本ではみられないパワーを感じるんです。

韓流の映画とドラマに差がない?

日本のドラマと映画では話の展開、場面展開などに違いがあると思います。テレビで映画を観始めたとして、「これは映画だ」と見てわかります。
ところが韓流は観ただけではわからないのです。どちらかわからずに観始めると、話数や1本の視聴時間で映画かドラマかを知ります。ドラマを観ても映画のような構成もあります。
2000年頃のドラマと2015年以降の韓流作品の進化が著しいと感じています。

日本は残念ながら・・・

ラブ💛韓流ドラマ 記事一覧

【子供と見ても安心 – ラブ💛韓流ドラマ】過去記事一覧へ

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。

秋月涼佑のtwitter

facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました