【第27回】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード『偏差値で進学先を決めるのはやめようと考えを改めた理由』

中学受験を視野にSAPIXへ通わせたわけではありませんでした。
学校の授業サポートとプラスアルファの知識を持てたら良いという程度の考えからスタートしたのです。
そんな調子なので小3までは、ただただ通っているだけ。
テキストも溜まったらまとめて廃棄してきました。

たまたま周りの人からSAPIXは宿題が大変だとか、小6のスケジュールが凄いなどという話を聞いたことがあっても実感がないまま気にもせずに継続してきました。

ここから先のスケジュールを聞いて、何も目標がなくただただ通いのも辛いしツマラナイだろう。やるからには報酬があるほうが・・・。
報酬とは、受験してどこかに合格するということです。

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文化祭実感。娘に向かない方針や校風の学校もある

先日まで女子校についての書籍を何冊か読んでいましたが、その中で十数校を紹介していました。各校の特色が紹介されています。
お嬢様学校に行くと経済格差があるとか、躾を重要視した学校に行くと厳しいルールにどこまで納得できるのか、学習面に力をいれる学校だと細かくテストが実施され常に学習を迫られる等々。
読めば読むほどどの学校に行くのが望ましいのか、子どもにとってどういう選択がベストなのかわからなくなります。

文化祭等で実際に学校までの道のりや校内の様子などを目にし、我が子が通学しているイメージが持てるかどうかというものも判断材料のひとつだと何かで読みました。
ある学校の文化祭で学校の方針等を知る機会があったのですが、娘には向かないと感じたのです。
ガチガチにルールで固められたり、学校の方針で強制させられるなどということがあると息苦しくて学校が嫌いになりそうです。
誤って不向きな学校に入学させていまい、6年も通わせなくてはならないとしたら受験までしたのに受験後も苦しい日々では救われません。

中学受験は、親の決断ひとつで子どもの進むべき道を決めかねないわけです。

中学受験はしたものの入学してから大学受験まで外側から見ると高校受験がないことで大きな試練がないと考えられがちですが、ゆえに失速することもあると思うのです。
波のない人生はないし、波がないところから波の中に押し出されたら波に飲み込まれて溺れてしまうかもしれません。

ということで、考えを改めました。

ということで、考えを改めました。
ある程度の荒波は経験として悪くないと思うのです。
中学受験の勉強は、考える力を伸ばせて後々にも大きな力となるはずなので続けます。

klimkinによるPixabayからの画像
しかし、偏差値だけで進学先を決めることはやめようと考えました。
本人が行きたいところ、教育方針や校風が子どもに合っていると思える学校ではなかったとしたら公立中学校から高校受験の道を選択するほうが良いのではないかと考えました。

学力は勉強ができるだけの人になってもらうためではなく、その後の人生で活かせないと意味がないのではないでしょうか。
「高学力≠ビジネス力」ではありません。
東大は卒業したけど、企業に就職して不適格者な扱いをされている人の話はいくつか聞いたことがあります。
学生である期間は人生の一部でしかなく、社会に出てから強く生き抜く力の一つとして学力をつけて欲しいのです。

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