笠りつ子暴言、問題化した背景に岡本綾子氏とLPGA執行部の距離感?

謝罪は真摯なものだと思いますし、厳重注意という処分も適切、本人も大いに反省して一回り成長した選手になれば良いと考えます。何事につけ声高に厳罰を求めるネット番長の偏狭もほどほどにしたいもので、私はこれまで以上に笠選手を応援したいと思います。

さて、今回の謝罪会見を報じる上記記事を見ていて一点気になった点があります。

笠のマネジメント会社によると、暴言を吐いた当日(24日)に大会スポンサーの延田グループ会長やコース関係者に謝罪し、その場で「大会にそのまま出て頑張ってください」と促されて出場したという。LPGAから処分が科された後、再度大会関係者らに謝罪。支配人と当事者からは「『是非来年も大会には出場してください。お待ちしています』と言葉をかけられた」と明かした。

つまり今回笠りつ子氏の発言が特に問題と指弾された原因にその舞台となったゴルフ場自体が大会スポンサーの施設であったこともあります。
ですが当日に謝罪し許されているとすれば岡本氏が伝聞でこの件を聞き及び問題視した時点。少なくともスポーツ紙で報じられた時点では当事者からは許されていたことになります。
【綾子の視線】大問題!ある選手が関係者に「死ね」 LPGAはもっと選手の教育を/デイリースポーツ online
 「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・第3日」(26日、マスターズGC=パー72) 第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は通算6アンダーの9位とした。第2Rは残り3ホールを1バーディーで回り、第3Rは4バーディー、3ボギーの71。最終日に8打差逆転でツアー4勝目を狙う。選手...

そうなるとやはりあえてスポーツ紙の記事で問題提議した岡本綾子氏の真意やいかにということになってきます。
もちろん事は決して軽々しいものでなく、選手指導やプロとしての在り方に厳しくオープンにことをすすめることを旨とする岡本氏個人の判断や信条をもって、氏があえてマスメディアで声をあげることに攻められる筋合いはありませんが、一方で我々がその岡本氏の行動を評価するのも自由です。

以前の記事で私は岡本氏の行動がLPGA執行部のマナーやホスピタリティ推進の方針に賛同するがゆえか、執行部との距離感ゆえか判断しかねると書きました。
笠りつ子プロ暴言が、告発された理由と背景
先日柏原明日架が2度目の優勝を決め大変盛り上がった、【2019】NOBUTA GROUP マスターズGCレディースの会場となったマスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) の浴室で、タオルが設置されていなかったことを発端に会場関係者に「死ね」などと悪...

しかしながら、その後の状況、特にLPGA小林会長の記者会見での苛立ちや、当日スポンサーは許していたにもかかわらずということを考えると、やはり岡本綾子氏とLPGA執行部距離感ゆえ岡本氏があえてメディアを通じて世に問題提議した姿が構図として浮かびます。

(写真LPGA公式ホームページより。ヤバい岡本氏写真が若かかりし頃しかない。)
そうだとして、私の評価は現状、LPGA、岡本氏どっちもどっちというものです。
LPGAの職業ギルド体質、身内びいき体質もほどほどにしたほうが良いと考えるし、
プロテストがギルドの入り口になる時、日本女子ゴルフ隆盛の終わりが始まる。
昨日女子ゴルフLPGAのプロテスト最終日が行われ、21人の新人プロが誕生しました。 <写真LPGAホームページ> 本サイトでも激推ししてるセキユウティンも見事合格し、今後はテレビで見られる機会増えると思うとうれしいです...

選手の中ではベテランとはいえまだ32歳、一人の選手生命を断ちかねないような岡本綾子氏の告発の仕方も良かったのか。どうなのか。疑問なしとはしません。
そういえばと思うに最近特にテレビ解説で岡本綾子氏の起用が多いように感じています、もちろん圧倒的な実績からも昔からに出演は多いですが、最近の露出の多さを見るにつけ、テレビ局とイカツイ交渉をしているLPGA執行部との距離感ゆえかな?
とどうしても勘繰りたくなります。
LPGAと主催者・テレビ局がまだ揉めていた!出口が見えない放映権問題の現在 【パーゴルフ プラス|PAR GOLF PLUS 】
LPGAと主催者・テレビ局がまだ揉めていた!出口が見えない放映権問題の現在。スペシャルに関する最新情報はパーゴルフの新メディア〜PAR GOLF PLUS(パーゴルフ プラス)!P1
言わずもがなテレビ局はゴツイ交渉相手です。もちろん一筋縄ではいきません。
岡本綾子氏など実力者と連携しながらメディアスクランブルで圧をかけてくることも容易に想定されます。
今回記者会見で苛立ちをあらわにした小林LPGA会長も、記者から相当攻められたようでした。
小林浩美会長、取材対応でおわび「大変申し訳ないことをした」
 日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(56)が17日、過去の取材対応についてわびた。

とにもかくにも、ルーキー渋野日向子の屈託のないシンデレラスマイルや鈴木愛の意地のスポーツマンシップで女子ゴルフが盛り上がってきたところです。
実績ゆえに影響力ある大人たちには、それこそ大人らしい賢明さで選手をこそサポートして欲しいものだと切に願います。

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