【第24回】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード『文化祭めぐり総括』

約2か月かけて6校の文化祭に行く計画を立てていました。
残念ながら実際には1校(筑波)が天候の影響で一般公開を取り止めたため、見学が叶っていません。
今年はまだ希望校も決まっていないし、成績から検討するには時期尚早ということで、最難関校を覗いてみることにしました。
実際の校内を見たり、制服を見たりすることで目標が出来たり、モチベーションとなれば良いなとは目論んでいました。
といいながらも本心では文化祭に行ったからといって学校の何がわかるのだろうと思っていたのです。
それでも優秀な生徒たちとはどんな表情をしているのか、優秀な子どもを育む環境とはどんなものなのかという点に興味がありました。

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共学校

まずは共学校からです。
渋谷学園幕張中学校と都立小石川中等教育学校に行ったのですが、同じ日に周ることにしたため大急ぎで滞在時間が短すぎたと思い返しています。
短すぎて娘にはあまり伝わらなかったようです。
今回の5校しか見学していないので、5校を比較した話でしかないのですが、共学校は各クラス企画がありました。(他の共学校も同様なのでしょうか。)
クラブよりもクラス数のほうが多いでしょうから、クラスごとの展示等を見学するのですが、クラスだと期間限定での企画、考案となりクラブのように特化していないため大人からみると企画の弱さを感じることはありました。
しかし、この2校は生徒達の体格や表情が似ていたのですよね。
細い子が多く、引き締まった表情に眼鏡をかけている子が多かった記憶です。
渋幕は先生と英語で会話しているところをみかけました。
さすが海外をも視野にいれている学校だと興味がわきました。

小石川はとにかく創作意欲が旺盛な学校というイメージに捉えました。
理数ジャンルでの賞受賞の多さを見ても理数を得意としていることが明確でしたね。

女子校

残りは女子校です。
正直なところ、私個人としては女子校に興味がありません。
しかし学校一覧を眺めると、中学受験では全体としても女子校が多く、好き嫌いを言っている場合ではないなとは感じています。

東大合格ランキングでも男子校にまじって登場する桜蔭中学校。
雰囲気から圧倒されるものを感じましたね。漲る自信?でしょうか。
私服通学OKという点からもわかるように自由闊達な女子学院。
堂々とした文化祭の運営と推進力をみせてもらいました。
それよりは少しマイルドさを感じるのですが、女子御三家を追い抜くかのような
偏差値上昇著しい豊島岡女子学園。
各校の文化祭パンフレットのデザインからも校風を感じませんか。

私の中で一番好評価は女子学院でした。
どこにいっても(学年は不明)バツグンの仕切りをみせてくれました。

一番印象に残っているのは天文班(=クラブ)です。
部屋の壁一面に天文に関する情報が手書きされているのですが、字がうまい!
均一な文字サイズで読みやすい字です。
テーブル(?)に人工衛星の模型などが展示されているのですが、横にある説明文も字がうまい!
頭が良くても字が汚いと評価半減しそうですが、頭脳と比例するのねと思わずにはいられないうまさです。
天文に関するクイズを渡されて入室するのですが、字に溢れた室内に人がひしめいていて解答を求めて動き回ることが容易ではありませんでした。
そんな中、途方に暮れて困っているのを察知して声をかけてくれ、ヒントとなる場所をそれとなく促してくれたりして。
“できる!!!!!”と思わずにはいられないのでした。
かなり感動したのです。
これが社会に出ても活かせるかどうか・・・ですが。

文化祭めぐり感想

文化祭を見学することがモチベーションにつながるのか

これは少なからず効果はありました。
「本当にその中学校に行きたいのならば文句言わずに勉強しないと無理だよ。」と言ったところで素直に勉強するわけではありません。
しかし以前は聞く耳持たない態度だったのが、少し軟化したようです。

まだまだ文化祭見学はただの遊びという意識のようで、「楽しいから来年はもっとたくさん周ろう!」だそうです。
来年のことはまだ決められませんが、行くとしたらもう少し身の丈にあったところを見学したいと考えています。

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