「京」のときもカッコいいと思った。
たぶん、理研のこの領域の研究者の方々が、当たり前にグローバルスタンダードな感性を持っているのだと思う。学会や論文は基本的には英語がベースになるので、否が応でもグローバルな環境でがんばってらっしゃる。
ポスト「京」の名称 「富岳(ふがく)」に決定 | 理化学研究所
公募案からの選考ではあっても、最終決定は理研関係者なわけです。つまり、世界に通じるクールなネーミングは日本の中にこそあったということ。(蛇足ですが、やはり高輪ゲートウェイという類の、中途半端な英語を使うのはいかがなものかと)
人によっては、『富嶽(岳)百景(京)』(=富岳:京の100倍のスペック)を連想させるなど、ウイットに富んだ感じも面白いですね。
何より、BtoCの商品でもないので、広告代理店が関わっている感じがしないのも、私が言うのもなんですが、良いかなと。
「東大脳」ではないですがやはりロジカルで素晴らしいネーミングです。逆にプロのコピーライターが関わると、もう少しヒネリを利かしてしまう気がします。どちらかというと、すれているのは広告屋さんのほうでしょうね。
でも、その武骨さを含めて、日本の理系ここにあり。
なんというか初夏のような清々しさを感じさせていただきました。
<写真:理化学研究所HPより>
令和おじさんスタイルの発表も、なんとも時勢に乗っていて面白いですね。
…ん?少なくともPR会社が絡んでいる?(立派なバックパネル立ってるしな~?)
武骨さを装った、プロの仕事?
ヤレヤレ、めんどくさい時代になったものです。
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