第1回の名刺交換篇に続く第2回の本企画。
やはり男性目線だけでは、マウンティングの実相には迫れないということで、
ママのSAPIX奮闘記で大好評のあやママにも参加いただき、女性の世界のマウンティングも紹介していっていただこうと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
女性の場合・・・
自分自身ではなく、自分の付随物に関するマウンティングがよくみられます。
例えば、旦那さんの会社が何処かだったり、息子や娘がどんな学校に行っているかだったり、普段どんなレストランを利用しているかだったり。
我が家はマンションの高層階に住んでいます。
何かあったときに階段で昇降可能な階数に住むか、虫と顔を合わせるリスクが少ない階数にするか、けっこう悩みました。
結果、虫リスクが勝ったというだけのことです。
虫リスクのために、高層階に住むという大勝負に出て今に至ります。
何階に住むかは、抽選の状況等もあるし、そもそも既に購入者がいたらダメなわけで。
つまり運もあると思うのです。
階数の高さを競う。。。なんて不毛なマウンティング。
2016年に放映された『砂の塔~知りすぎた隣人』というドラマを覚えていますか。
まさにマンション内でのマウンティングの日々。
「住んでいる階数があなたの名刺になる」というセリフがありました。
あんぐり。
このドラマは観ていなかったのですが、このドラマを観ている方から
「こういうことないの?どうなの?」とよく聞かれたものです。
マンション階下にある保育園見学に行ったときのことです。
同じときに一緒になった方がいらっしゃいました。
見学が終わり、帰宅するためにエレベーターホールまで一緒に移動しました。
低層階と高層階でエレベーターが分かれています。
「どちらですか。」と聞かれたので、
「こっちです。」と高層階エレベーターを指しました。
その瞬間に興味をなくしたみたいな返事に変わったのです。
その保育園を利用することがなかったので、それ以降その方と関わることがありませんでしたが、そんな反応にショックをうけたものでした。
子どもから聞く話の中にも誰々が何階で、という話はあります。
何階に住んでいるかで何かを評価しあっている感じを受けるのです。
こんな子供がそんなこと?と思うかもしれませんが、家庭内でそういう会話をしているのだろうと推察します。
子どもは耳ざとく大人の会話を聞いているものです。
大人がマウンティングするのを子どもはまねをして人間の負の継承物を歴々と繰り返すのでしょう。
“隣の芝生は青く見える“だけなのです。
でも、「あ~ら、私は最上階よ(得意気)」って言われたらムカッとする気持ちは理解できます。なにくそーっと明日への活力にできるように人間力を鍛錬する日々です。(笑)
【マウンティングミュージアムにようこそ】記事
第1回 名刺交換
第2回 マンション階数
第3回 主人の仕事は
第4回 ゴルフ倶楽部篇-1
第5回 ファッションチェック
【新着記事】第6回 新種? 逆マウンティングに注目
記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。
あやママのtwitter
Follow @AYA2022go
秋月涼佑のtwitter
Follow @ryosukeakizuki
facebookはこちらから。