セブン・ドリーマーズつぶれちゃたのか

この「なんでもない日のなんでもない話」のカテゴリーでは、SankeiBizやアゴラに寄稿させて頂く記事とは違い、秋月涼佑が気まぐれに、思いのままを、ちょっとカジュアルに書かせて頂きます。

なかなか難しいものですね。やはり。

セブン・ドリーマーズといえば、全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」で有名。メディアにもよく取り上げられていたので、覚えている人も多いのではないでしょうか。

記事によると、200万円近い値段に対して約400人が購入の意向を示していたそう。この中には応援する気持ちの人も多かったのかもしれない。

<写真:セブン・ドリーマーズ プレスリリースより>

さて、ボク自身のセブン・ドリーマーズとの接点はもっぱらゴルフ。
(こちらは昨年事業譲渡してしまっていたようですが)

雑誌EVENの付録にセブンドリーマーズのグリーンフォークがついていて「軽くて硬いのねカーボンは。」と喜んで使っていたけど、どこかに行ってしまった。グリーンフォークはなくなりやすいよね。

その次に出会ったのは、東急プラザ銀座のLOTTE免税店に飾ってあった、ゼクシオにセブン・ドリーマーズのシャフトが挿してあるセット。確か、お値段100万円近かったような。

最後に出会ったのは、某ゴルフ場に置いてあった試打クラブ。
テイラーメードのM4のセブン・ドリーマーズのシャフトが挿してあった。さすがにいかにも精度の高そうなカーボンの質感がタダものではなかったのだが、ラウンド中に何度か試した程度で判別できるほどの腕はなく、ただの思い出となってしまった。

そんなゴルフ場にも誰かが試打クラブを置いてもらう交渉に出向いたはずだし、陳列用のスタンドも立派なものだった。とはいえ、ゴルフのシャフトなんてフジクラとか三菱ケミカルとか、日本には強豪がウヨウヨいてまさにレッドオーシャン。
そりゃ厳しいわけだ。そもそも狙うマーケットが違ってたかも。

あと、LOTTE免税店に置いてあったカタログはとにかく豪華だった。職業柄、見積金額を頭の中で計算してしまうのだけれど、とんでもない金額をかけていたはず。ブツ撮りも撮り下ろしていたような。
いつも思うのだけど、不相応に豪華な会社紹介資料やカタログを作ることに一生懸命な会社はちょっと力の入れどころを間違っている感じがします。ホームページも立派で、IRもしっかりしていたようだけど、本末転倒感がありますよね。
ボクが出資者なら、そんなことより本業にリソースを割きなよと、叫んでしまうレベル。

とはいえ、希少な日本のモノづくりスタートアップの破綻は、とにかく残念です。

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