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関電小判事件 このとめどないモヤモヤ感は何だ?

そもそも今時、電力会社の社長や役員になろうかという人は、賄賂なんか喜んで受け取りませんよ、
1億円程度の賄賂なら、受け取って刑事罰に問われたり、そもそも出世に響くぐらいなら受け取るだけ損だと誰でも思うはずです。モラル云々以前にリスクの大きさを考えれば損なんですよ圧倒的に。

結構な有名経営者が、モラル、コンプライアンスも地に堕ちた的な浅薄なコメントを出しているのを見ると、オイオイ賄賂欲しさに受け取るわけないだろうと思います。もちろんコンプライアンスの問題は残るでしょうけど。

元助役という人が相当にアンダーグラウンドな人で、脅迫されたというのが実情のようですが、
だとしたら関西電力ほどの会社にそのような事象に対応する危機管理の体制がないわけないのにな?と思います。

昔は丸ビルのような大きなオフィスビルでいくつかの大企業本社が入るようなビルでも、
入館セキュリティはそれほどではなかったですから、総会屋的な人がいきなり部署の扉に表れて、
何やら大声で騒ぎ立てるというような場面がごくまれにありました。
こっちも面食らいましたが、そこは企業もバカではないですから、結構みんな毅然と対応して最後は警備員同行でおっぱらった記憶があります。

ゼネコンなど、やはり地元のやんちゃな人とも接することの多い職場には警察OBなどが結構雇われていて、
不当な要求行為や脅迫的な行為には出動、対応するはずなのにな。とは思います。彼らはそのために雇われているわけで有り体に言えば用心棒ですから、そういう事案ではそれなりの役割を果たすはずです、

まあ助役でもあった人ですし、持ちつ持たれつのズブズブの関係でもはや、危機管理対応する関係ではなくなっていたというところなのでしょうが。

それにしても、どの記事、どのオピニオンを読んでも、そこら辺の実相が見えてこず、なんかモヤモヤしますが、NewsPicksでの経済評論家山崎 元氏の下記コメントだけはなるほどと感じました。

『こういった金品の受け取りを、会社は社員に認めてはいないはずなのだから、カネを受け取った関電の幹部はさっさと辞任しなければ、まともな会社とはいえない。

さて、学生時代の親しい同級生で、当時の通産省の偉い人の息子がいた。彼は、就職活動で、東京電力と某銀行から内定をもらったのだが、彼の親父さんは、「東電への就職は許さない。人間が腐るからだ」と言ったのだという。電力会社の社員がみな腐っているとは思わないが、今回の事件で、友人の親父さんの気持ちが分かったような気がする。』

私自身3・11より以前の東電のことですが、新橋の第一ホテルのまわりに15時くらいになると個人タクシーが列を連ねていて、乗ろうとしても乗せてくれない。あるとき運転手さんに、なんでこんな時間こんな場所で個タクがトグロを巻いているんだい?もしかしておやつタイム?と聞いたら。
なんと東電の方々が帰宅で利用するとのこと。

普通の平日の昼3時ですよ。
徹夜勤務明けかなんだかは知りませんが、しかも100台近くの個人タクシーです。
しかも毎日。

一体何だったのか、いまだに分からないのですが、まあ普通じゃないことだけは分かりました。

山﨑元氏のコメントもそういう意味で、私の印象と符合しました。

特に職業記者の方々は、エラいのに腹黒い奴らが私腹を肥やした、などという紋切り型の記事ではなく、
本当の内在的論理や、エグさの実相についてこそ取材し記事にして欲しいものだとは思います。

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