
実力のある選手で、上位入賞も良く観るので優勝していなかったのは逆に意外だったのですが、優勝まで6年というのは厳しい道のりだったことだろうと思います。
引き合いに出すのもレベルが違い過ぎますが、アマチュアの会社メンバーでの定例コンペのようなものでさえ6年勝てないと結構悔しかったりします。まして、毎週毎週のことである。仲間や後輩が表彰台に立ちスポットライトを浴びる姿をただ当たり前に平常心で見ていられるスポーツ選手は存在しないでしょう。
私が推しているセキユウティン選手も、残念ながらテレビ画面で観ることはほとんどありません。

仕事柄もあり、彼女のメルセデス・サポート選手としてのキャスティングが見事だと思っていたからです。
(下記記事でもメルセデス・サポート選手についてちょっと触れています)


とにかく、選手の選び方が素晴らしい
現在、柏原 明日架、松森 彩夏、香妻 琴乃、金澤 志奈、大西 葵、三浦 桃香、石山 千晶という選手たちをサポートしているようです。
(左が柏原 明日架、右が松森 彩夏、メルセデス・ベンツ公式Facebookより)
(三浦 桃香、メルセデス・ベンツ公式Facebookより)
(香妻 琴乃、メルセデス・ベンツ公式Facebookより)
スポーツ協賛というのは企業にとっては存外に難しい活動で、そもそも費用対効果を明快に数値化することも難しい上、契約した選手が活躍するとは限らず博打の面があり、まして不祥事でも起こされればたまったものではありません。
その点、このメルセデス・サポート選手の取り組みは、複数人と体系的に契約することでギャンブル要素を逓減させている上に、群像としてメルセデス・ベンツがどのようなアスリートに共感を寄せているかがうまく訴求できているように思います。
まず、チャーミング。すでにアイドル的な人気のある香妻選手を筆頭にそれぞれ選手がやはりグッドルッキング。柏原選手のようにアスリートらしい均整がとれた170cm以上の高身長でスタイルの良い選手も多いですね。
もちろんここがアスリートへの協賛の本来の趣旨である、真摯な競技へのストイシズムや情熱が伝わってくる選手であること。勝ちたいという真剣な気持ちと、そこに向かって努力を惜しまない姿、それを応援する企業としては、そのアスリートスピリッツへの共感を最も伝えたい部分であることと思います。
例えば、とても女性らしいかわいらしい香妻さんのインタビューなどを読むと、アイドルに取材するかのような記者に対して、そんなチャラチャラした気分は一切なく次の試合にいかに勝つかだけにフォーカスしていることが分かり、そのギャップ感が爽快なほどです。なんなら勝つために体重あと10kg増やしても全然平気よときっと考えているはずです。
そうこれですよ。チャーミングでグッドルッキングでありながら、ハイパフォーマンスなアスリート。
まさにメルセデス・ベンツが目指すブランディングでしょうね。
企業としての目指す価値がしっかり定義共有できていることを感じます。
職業としてブランディングに関わる、私から見てもあっぱれ。
特に、メルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターが似合う、柏原明日架選手の優勝を見ていてそんなことを考えていたのでした。
(柏原明日架 写真デサント公式HP)
秋月涼佑ゴルフ関連記事
記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。
Follow @ryosukeakizuki
facebookはこちらから。