【第6回 なんちゃってSEのゆらゆら日記】男尊女卑あるかも、老害あるかも

ふと現在のプロジェクト管理側のメンバーを考えた。
あれ?女性は私一人?
考えてみれば、女性の比率が低い。
思い出せばシステム開発を始めたころも、女性は少なかった。
小さな会社に属したとき、「コーヒーを買ってきて。自分の分も買っていいよ。」とお駄賃込みでお金を渡される雑用もあった。
お駄賃つきなんて、頼むほうも仕事ではない私的な頼み事という後ろめたさがあったのかもしれない。
女性は、酒席ではお酌すべきなんていう時代の名残だろうか。
さすがに最近はそこまでの雑用はなくなりつつあるだろうが。

最近は、開発チームの女性比率は以前より増加しているように感じる。
だが、リーダー等はあまりみない。
長く続ける女性が少ないのだろうか。

女性活用だとか話題にのぼっていたりするが、どこの話なのか周りでは女性活用を感じない。
なーんて言いながら、女性が上にたつチームとなると、めちゃくちゃ気が強かったり、プライドが高すぎると感じるような対応を表面に出されるので実際は女性がリーダと聞いたら避けちゃうんだけど。
同じ女性だけど、プライドが高いのか人の意見を聞かずに自分の意見がベストと考えている人が多いように感じる。
だから共に働く同志というより、命令を遂行する兵士を求めているように感じたりもする。

<写真はイメージです>

もう一つ、ずっと以前から気になっていること。
老害だ。
仕事できないなって人と、昔はできていたかもしれないけど昔の感覚のままの人。
日進月歩の業界なのに、前進しようというものが感じられない。
まさか頭からバカにした態度はとれないし、いちおう先輩だから「そうですかぁ。」なんて相槌くらいはうつけど、やりにくい。
または、サポートしてあげないとならない場合もある。

せっかく様々なプロジェクトを経験してるのだから、良いところ悪いところを自分なりに感じるものを過去の経験に対して上書きして自分自身のバージョンアップをしてほしい。
残念なのが、年齢的に受けるダメージで疲弊して後ろ向きな人が多い。
例えば、年齢が上がるとプロジェクトを見つけにくいため、現プロジェクトが継続し、自身の定年まで穏便に過ぎてくれるのを望んでいる人が多い。
その中で言われたことを実施する責任だけは死守するが、それ以上のことには自ら手を上げることがない。
保身、自分の身を守るためにかける手段はちょっと驚くものがある。
そんなことに時間かけるのか?と。
たしかに保身の手段を講じなければならない指揮命令者というのもいなくはない。

この「定年まで穏便に」という考えの人が契約先の取りまとめ役(=リーダー)であることもある。
穏便に生活したい人なので、難題は受け持たない、確実にこなせるものしか手をださない。
となるとスキルアップが望めないのだ。
日々、ルーチンになればなるほど安心するように感じた。
ルーチンになればなるほど、他のものに取って代わられるリスクが生じるだろうに。

その状況に耐えられなくなり、契約期間満了をもってプロジェクトを抜けるのだが、そういう人から「ラクじゃない?楽しくやっているのになんで?」みたいな疑問を投げられる。
イライラするのは表面に出さずに雑談もしているので、周りからみたら私の内心はわからないだろう。

そんな日々に疲れてプロジェクトを変わっても常にそんなタイプと出会う。
なんてことだ。
老害はいつまで続くのだろう。
と言っている間に、自分が老害認定されるわけで。(笑)

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