【第5回 なんちゃってSEのゆらゆら日記】プログラム言語

プログラム言語は、いったい幾つあるんだろう。
けっこうある。
全てを知っている人なんているんだろうか。
なのに募集案件条件を見ると、時の流行り言語でスペシャリストを希望していたりする。
そんなの何人いるのかな?って思う。
だいいちスペシャリストってどんな人なの?とも思う。
プログラム言語を知っているだけでは条件が不足していて、どんな環境でどのプログラム言語を利用するのかが問われる。
となると更にスペシャリストは狭き門となる。
いやー、本当に好き勝手な希望を出すよね。

では、実際には一つのプログラム言語しか仕事として経験できないのか。
そんなことはない。
けっきょくアルゴリズムだから。
プログラムを組んだことがあれば、どんなプログラム言語でもどうにかこうにかやれるはず。
というか、やったので。

ただプログラム言語を追求してもプログラマーでしかない。
人が作った設計書をもとにプログラミングするだけ。
プログラミングするだけでは、システム開発の末端でしかない。
となると上流工程を担える人にならないと、仕事の面白さやモチベーションへとつながらないのではないかと・・・
逆もしかり。
プログラミングができない人が設計するのは出来がよくない。

<写真はイメージです>

最近、エクセルVBAを使う機会が増えた。
教わったこともないし、使う機会もなかった。
でも必要に迫られたときに、インターネットの中からサンプル(なんでもいい、動けば)
を探して中身を入れ替えて作ることができた。
つまり、言語としては全然理解してないのに、基本的な構成とアルゴリズムがわかればできてしまう。

じゃあ誰でもできるじゃないかと思うだろう。
そう、誰でもできる。
だが現実はそうなっていない。

仕事でエクセルマクロを作るという話があったときに、一緒に仕事している人がどう作っていいのかわからないと。
そういえば、初めてのプログラム言語を市販の本で学ぼうとしたとき、「Hello World!」って表示できたところで終了する本が多い。
たしかに私が知りたいのは、Hello World!じゃないと思ったものだ。
独学で学ぼうと考えたけど、Hello World!を越えられずに諦めた人も多いのではないかと推察する。
せっかく入り口に立ったのに、もったいない。

海外では、ビジネスマンが簡単なプログラムを作るのは普通なことと聞いたことがあるが、何が違うのだろう。
論理的思考が得意だから?
新しいものを躊躇なく取り入れるから?
チャレンジ精神が豊富だから?
ホント不思議だ。
日本人頑張れ!

さて、最近の日経新聞の記事でこんな記事をご存じだろうか。
COBOLに罪はない トップ自ら情報戦略を
(~2019/8/12朝刊。上のサイトは有料です。私は今も紙面で読むので・・・)

2020年以降の「基本情報技術者試験」からCOBOLは消えるらしい。
さみしいなぁ、なんて。
もしかしたら一般的な定年後の年齢になっても仕事あるかも・・・と期待しているのがCOBOL案件だったりして。
「基本情報技術者試験」になかったら更に経験者が減少していく。
経験者がなかなか集まらないというときに手を上げようと目論んでいる。(笑)

COBOLのブラックボックス化はあるのだろうか。

アセンブラという言語。
どんなものか見たことないが、今では触れる人がほぼいないようだ。
まぁそんなこともあるので。

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