【第10回】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード『夏期講習スタート』

女子のあるあるです。
学校の日は、動きやすいを重視した服装になり、朝もバタバタするので身だしなみはちょっと適当になります。
私が登校時間より先に仕事に出ることもあり、その後は子ども任せであるためでもありますが。
夏休みは心の余裕もあり、お友達の服装チェックに耐えうる洋服選び。
「可愛い髪形にして」なんて要望も。
男子の目ではなく女子の目を気にした行動なのが安心です。

先日、ワンピースを購入したので、夏期講習初日に着て出ました。
初日なのでお友達を合流し、出発するところを見届けたのですが、女子は目ざといですね。
「どこで買ったの?」とすぐに始まりました。
女の子だなぁと思った出来事でした。

14日間通うこととなる夏期講習。
親にとっても辛い日々が始まります。
家庭学習をいつ提出するのか。
提出日までにどのように、なるべくむりなく実施させることができるのか。

我が家が一番恐れているのは、毎日授業がある算数です。
このテキストには、毎回「計算コンテスト」のカテゴリーがあります。
計算を50問、只管解くというページです。
計算スピードも計算の工夫も考えながら行うべきものなのでしょう。
なかなかスピードも工夫もモチベーションが伴わないこともあり、できません。

14日間なので、算数は14回です。
各回「計算コンテスト」は50問となると、
14回×50問=700問 !!!

溜めたら700問を一気になんてモチベーションの有無に関わらず大苦行の地獄です。
だから日々、こつこつと解いていってほしいものです。

事前予告されていた「国語の要<知識力>」から夏期講習中にテストが行われます。
見開き4ページくらいが1回のテスト範囲ですが、第1回目を自力で調べながら解いていくようにしたら大変な結果でした。
半分出来ていたらラッキーです。
教わっていない漢字もあるかもしれませんが、学習済みなのに4年生の漢字ができません。
お友達のママにどういう勉強をしているのか聞きました。
国語Aのテキストにある漢字学習ページの熟語を数回書いて覚えさせているそうです。
我が家は本人がやりたがらないのと、やらずに3年生までは問題なかったことと、私が面倒になってしまい見て見ぬふりをした結果です。
この夏休み中に挽回したくてもSAPIXからの宿題に追われてなかなか漢字の復習まで手が回らないのが実情です。

他の塾はわかりませんが、SAPIXに通わせて思ったことは、ちょっとした遅れや躓きの挽回が難しいことです。
授業をお休みするのもテキストはもらえますが、先生がテキストのどこをポイントとして教えたのか、テキストには記載されていない解法のヒントがあったかもしれない、などお休みの埋め合わせを親が担当するにはちょっと重い内容です。
更に学年が進むと如実に現れるのではないかと考えると、やはり休ませられないなということになってしまいますね。
小学校を休んだとしてもSAPIXは休んで欲しくないという本末転倒な話です。

娘は、学校は楽しいと言いますが、SAPIXは楽しくないと言います。
何故かというと、学校では休み時間のお友達とのふれあいが楽しいのだそうです。
他の塾で休み時間があったり、授業中におしゃべりができる塾もあるそうで転塾したいと言ったりします。
学校はコミュニケーション力を養うためには必要な場ですが、塾は学習力、知識力等を養うためなので目的が違うんだけど・・・なんて子供には通じませんね。
それでもSAPIXに通っているのは、行き帰りのお友達との関りが楽しいからでしょうか。
一緒に通うことになったお友達がいてくれてよかったです。
情報交換もできるし。(笑)
この情報交換で助かっていることは、塾で先生に言われたことを娘が伝えてくれなくても他のママから連絡をもらって知りえたり、授業で先生がこういう説明したけどどういう意味?なんて質問もさせてもらったりしています。

大人になると、もしもこの時点の思考を持ったまま子どもに戻ったらもっと勉強したと妄想した方は多いのではないでしょうか。
そんな話を子どもにしてみても心には響きませんね。

複数人で行き帰りを共にすると実は子ども同士のトラブルもあります。
本人達で解決しないと自身の成長や、本当の解決にはなりにくいのですが、SAPIXへはコミュニケーションを学びに行ってるわけではありません。
行き帰りに助け合って通塾出来れば、子どもも大人も安心というところから始めたものでした。
最初にこのトラブル話を聞いた時には驚きましたが。
こんなことがあった、あんなことがあったという話を聞いてちょっと想像を超えていて子供たちで解決するにはストレスが大きく、勉強するのに大きな妨げになると判断し、行き帰りはバラバラにしました。
もう一人でも通塾できるだろうし、それなりに知恵もついたことと考えての判断。
せっかくの学びの時間を妨害する事象は排除してあげたいと思います。

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