最近は俳優縛りで観賞することが増えました。チ・チャンウクとキム・ソナ作品を積極的に観賞中です。チ・チャンウクは『ヒーラー』で初めてみました。
そこでは驚くほどキレイな男性で直視できない～！！！と思ったくらいです。残念ながら内容はほぼ覚えていません。（笑）
『ヒーラー』以降何年もみていなかったのですが、たまたま『あやしいパートナー』『THE K2』を立て続けにみたら「あれ？演技うまいのね」と思い、他もみてみようと思ったのです。
そこでチ・チャンウクの他作品を検索したら『奇皇后』に出演していることがわかりました。
この『奇皇后』ですが、５１話って長さに及び腰で第１話の数分をみてずっと放置していました。話長いから気が重いな～と思いつつ観始めたら面白くて毎日数話鑑賞で思ったよりも早く観終えてしまいました。
奇皇后は実在の人だそうです。高麗の女性で元の国で皇后にまでなった人です。
人柄や細かい人物像がどこまで史実にのっとっているのかわかりませんが、勇敢で賢い人物として描かれています。
元というとチンギス・ハーン、フビライ・ハーン、文永の役、弘安の役、元寇・・・こんなくらいの認識しかなかったので、舞台がどのあたりの時代なのかもわかっていませんでした。
実在の人かとわかるとWikiを頼ってしまいます。それによると元の首都である大都で過ごした最後の皇帝の皇后でした。そんな時代なので身内の中でいろいろなことが起き始めて国力がどんどん堕ちていき外から攻められ大都からモンゴルへと逃れたという時代の皇后でした。奇皇后の息子が次皇帝ではありますが、大都ではないモンゴルの地に追いやられているので元という国であると認めるのか認めないのか諸説あるようです。
チ・チャンウクは大都で過ごした最後の皇帝役でした。学ぶことを禁じられ成人となったので字を読むことも書くこともできず、もちろん武術も身につけられていないのですべてに自信がなくおどおどとしている皇太子時代から話は始まりますが、この演技から奇皇后となる女性によって学ぶことを行い自信をつけていき皇帝らしい姿へ成長していく様が上手に演じられていて、この人やっぱり演技力高いんだなぁと思いました。
奇皇后の役を『シークレットガーデン』に出ているハ・ジウォンが演じているのですが、この『奇皇后』と並行して観ていた『病院船』のソン・ウンジェ役がハ・ジウォンだと知った時は驚きました。ソン・ウンジェ役の女優は初めて見る人だと思って観ていたので。
「この人ってあの人なの！！！」ってことが意外とあるのが韓流ドラマですね。
最近あったのは『純情に惚れる』のキム・スンジョン役キム・ソヨン。初めて見た気はしないけど思い出せないなぁと諦めて検索したら『ペントハウス』のチョン・ソジン役。メイクの違いでこうも変わるのかと驚くばかりでした。
『奇皇后』に戻ると、最初の皇后で我儘放題のタナシルリ役ペク・ジニは『お金よコンコン』で大人しく優しくかわいらしい女性を演じていました。今回は憎らしいと思うような役を演じるのだから、役者魂なのね～。
2013年頃の作品は、まだまだ込み入ったシナリオは少なく気楽に観れる面白い作品が多いと思っていましたが、『奇皇后』は当時にしてはものすごい大作だったと思います。
大河ドラマみたいな感じかなと想像します。
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